米宇宙軍トップのチャンス・サルツマン作戦部長は9月25日、東京でロイターのインタビューに応じ、軍事的な重要性が増す宇宙空間で偶発的な危機を回避するため、中国と直接連絡を取り合う「ホットライン」を開設する必要性に言及した(2023年 ロイター/Nobuhiro Kubo)

インタビュー:中国と衝突回避へ「ホットライン」必要=米宇宙軍作戦部長

[東京 26日 ロイター] – 米宇宙軍トップのチャンス・サルツマン作戦部長は東京でロイターのインタビューに応じ、軍事的な重要性が増す宇宙空間で偶発的な危機を回避するため、中国と直接連絡を取り合う「ホットライン」を開設する必要性に言及した。

サルツマン氏は「少なくとも米側で話し合っているのは、危機が発生した場合に誰に連絡すればいいか分かるようラインを開くこと」と説明。開設に向けた具体的な取り組みは始めていないが、緊張を緩和させるには「貴重」だと述べた。

そうした動きの主導権を持つのはバイデン米大統領と国務省だとも語った。

▶ 続きを読む
関連記事
ボーイングは、米海軍の次世代艦載戦闘機を開発するため、200億ドルを超える契約を獲得した。海軍との契約は、第6世代のF/A-XX戦闘攻撃機の本格開発を対象とし、地上試験、耐空性試験、システム試験、兵器試験に使用する機体も含む。
米国防総省は、迎撃ミサイルの生産能力を大幅に引き上げる。パトリオット向けは3倍、THAAD向けは4倍に増強。イランとの戦闘やウクライナ支援で在庫が減少しており、米軍は防衛産業の生産体制の立て直しを急いでいる
米海軍が射程460キロとされる新型超長距離空対空ミサイルAIM-424「マリス」の飛行試験を開始。F-35Cへの搭載やAIM-174Bとの役割、西太平洋の航空戦力バランスへの影響を解説する
トランプ氏が米海軍の最新鋭空母で、電磁式カタパルトを取りやめ、旧来の蒸気式への回帰を指示した。中国共産党政権が海軍力を急速に増強する中、なぜ「最新技術」から逆行するのか。背景には、電磁式の信頼性をめぐる長年の問題がある
トランプ米大統領は13日、米海軍に対し、航空母艦から戦闘機を発艦させる際、最新の電磁式カタパルトではなく、蒸気式カタパルトを再び使用するよう命じる国家安全保障覚書に署名した。