デービッド・アルトン卿(Photo by BEN STANSALL/AFP via Getty Images)

中国全土に広がる法輪功迫害…「現代のジェノサイド」=英上院議員

英上院議員のデービッド・アルトン卿は、中国共産党による英国の民主主義への干渉を認識するためには、法輪功迫害への理解は欠かせないと述べた。上院議会内で7月17日に開かれた、法輪功迫害をテーマにした会合のなかで明らかにした。

 「中国共産党による民主主義への妨害行為や脅威を認識する上で、法輪功が受けてきた脅威と残虐行為への認識は、決して欠いてはならないものだ。我々は声高に明確に事実を語るべきだ。沈黙する時ではない」と強調した。

90年代に人気を博した気功修煉法・法輪功(法輪大法とも)。中国体育局の推計では約7000万人から1億人が学んでいた。1999年7月、権力低下を恐れ江沢民元総書記が迫害を決定。弾圧は今なお続いており、名前が判明した学習者だけでも4973人が死亡している。このほか日常的な監視、不当な投獄、死に至るほどの拷問を受けている。

▶ 続きを読む
関連記事
2026年9月21日、全国の法輪功学習者が京都市内で中国共産党による迫害の停止を求めて行進。天国楽団の演奏に観光客が拍手と声援を送った
米上院は9月28日、「法輪功および強制臓器摘出の被害者保護法案」を全会一致で可決。同法案は米議会が推進する、法的拘束力を持つ制裁法案で、中共政府による法輪功学習者やその他の良心の囚人からの生体臓器摘出を抑止し、処罰することを目的としている
第81回国連総会の開幕に合わせ、NYで法輪功学習者が集会を開催。中国国内での長期にわたる迫害の実態や、海外にまで及ぶ国境を越えた弾圧の停止を求め、穏やかな煉功とともに国際社会へ訴えかけた
86歳で22年間年金を受け取れない人、10年間支給を止められ廃品拾いで暮らす81歳、出所後に年金と住まいを失った80代。中国で法輪功学習者の老後保障が失われる事例が相次いでいる。年金停止の法的根拠はどこにあるのか
中国共産党の工作員が、米AI「Claude」を悪用して法輪功学習者やNTD、宗教指導者らを組織的に監視していたことがAnthropicの報告書で判明。AIの安全対策をすり抜け、大量の調査調書を作成していた実態に迫る