(大紀元)

イラン革命防衛隊、ペルシャ湾で商業船を拿捕=米海軍

[ロンドン 6日 ロイター] – 米海軍の報道官は6日、イラン革命防衛隊が同日、ペルシャ湾の国際水域で商業船を拿捕したと発表した。この船は密輸に関与していた疑いがあるという。

報道官は「米海軍は状況を注視し、これ以上の対応をしないことを決定した」と述べた。

英国の海上警備会社アンブリーは、サウジアラビアの港湾都市ダンマームの北東海域で、タンザニア船籍の小型タンカーがイラン部隊に拿捕されそうな事態を把握していると説明。「イランは定期的に、石油の密輸を疑う小型タンカーを妨害している」と指摘した。

英分析会社ボルテクサのデータによると、世界で海上輸送される原油と石油製品の約20%はイランとオマーンの間にあるホルムズ海峡を通過している。

米海軍は5日、イラン海軍の艦艇がオマーン湾で商業タンカー2隻を拿捕しようとしたため、阻止したと発表した。

関連記事
ヒズボラのポケベルやトランシーバーがレバノン各地で爆発し、少なくとも32人が死亡、数千人が負傷。連続した爆発は中東の緊張を高める。アメリカは関与を否定。
レバノンでヒズボラのポケベルが爆発し、9人が死亡、2800人が負傷。米国は関与否定、犯人不明。ヒズボラはイスラエル非難。専門家は爆発原因を推測中。
オースティン米国防長官はガザ地区での緊張の高まりに懸念を表明し、残りの人質を解放する停戦合意に達するという米国の決意を改めて表明した。
WHOとイスラエルが、予防接種センターが活動できるように戦闘を一時停止することに合意したことによって、ガザ地区のパレスチナの子どもたちを対象にした大規模な予防接種キャンペーンを正式に開始した。
国連のグテレス事務総長は16日、パレスチナ自治区ガザの紛争当事者に対し、ポリオワクチンの集団接種を実施するため人道的停戦を確約するよう求めた。