米国北方軍を指揮するグレン・バンハーク空軍大将は6日、中国のものとみられる偵察気球(写真)について、先月28日に米本土上空で発見されたものより前に飛来した可能性のあるものを米軍は検知していなかったと述べた。 4日撮影(2023年 ロイター/Randall Hill)

米、過去の中国偵察気球検知できず=空軍大将

[ワシントン 6日 ロイター] – 米国北方軍を指揮するグレン・バンハーク空軍大将は6日、中国のものとみられる偵察気球について、先月28日に米本土上空で発見されたものより前に飛来した可能性のあるものを米軍は検知していなかったと述べた。

オースティン国防長官は4日、米本土上空を飛行していた中国の偵察気球を東部サウスカロライナ州沖で撃墜したと発表した。

バンハーク氏は気球の大きさについて、高さが60メートル、重量は数千ポンドだったとし、「このような脅威を検知できなかったことは、領域認識のギャップがあったと言える」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ政権下の対イラン戦略を、歴史学者のV.D.ハンソンが鋭く分析。窮地に立つイランに残された3つの選択肢とは何か。軍事・経済の両面から、レジーム・チェンジを見据えた米国の「締め付け」の真意を読み解く
イランは反撃されることはないと過信し、代理勢力を通じた挑発を続けてきた。しかし、トランプとネタニヤフという「ルールを厭わない」指導者の登場が、その慢心を打ち砕く。軍事拠点を破壊され窮地に陥るイランの誤算を暴く
米国防総省は21日、2027会計年度の国防予算の詳細を公表した。総額は1兆5千億ドル(約240兆円)に上り、第2次大戦後では異例の大幅な軍事費増加となる。
米中央軍はフォード級空母がスエズ通過後に紅海へ展開、空母エイブラハム・リンカーンなどとあわせ中東に最大3隻の空母打撃群が集結する見通し。このことについて、軍事専門家はトランプ政権に中東での軍事的選択肢を拡大させる動きだと指摘
米空母「フォード」が紅海に展開し、中東で3隻の空母打撃群がそろう見通しである。米軍は地域での抑止力を強める構えだ