ロシアの弾頭不搭載ミサイル発射、ウクライナ防空網消耗が目的=米軍
[ワシントン 29日 ロイター] – 米軍幹部は29日、ロシアがウクライナの防空装備の在庫を枯渇させる目的で、核弾頭が搭載可能な巡航ミサイルを、弾頭を外した状態でウクライナに向けて発射していると述べた。
英国の軍事情報機関は26日、ロシアが巡航ミサイルから核弾頭を取り外し、ウクライナに向けて発射している「可能性が高い」としていた。この情報は1980年代に核弾頭搭載用として設計されたものとみられる巡航ミサイルの残骸の画像に基づいている。
匿名の米軍幹部はこれについて質問され、ロシアはウクライナの防空システムを消耗させるためにこうした行動を取っているとの見解を示した。
関連記事
米トランプ大統領は、ウクライナにロシアのディーゼル燃料関連施設への攻撃停止を要求した。製油所攻撃が世界の燃料供給を混乱させると警告する一方で、双方はエネルギー施設への攻撃を強めている
増え続ける戦没者と連日の空襲に晒されるウクライナ。前線で飛び交うドローンやミサイルを支えるのは中国製の半導体や部品だ。現地キーウからのルポを通じ、中国共産党の影を告発する
米特使ウィトコフ氏とクシュナー氏のモスクワ・キーウ歴訪に合わせ、露ウ両国が首都への攻撃を72時間停止した。プーチン大統領は特使と会談し仲介努力を評価。ゼレンスキー大統領も実質的対話に応じる構えを示す
ウクライナは長距離無人機でロシアの製油所や兵站網を継続して攻撃し、後方地域への圧力を強めている。プーチン氏が前線での戦果を強調する一方、実態との乖離も指摘される
ゼレンスキー大統領は、無人機攻撃の拡大でロシア領空の安全性が急速に低下しているとして、主要空港に就航する航空会社や保険会社に警告した。民間機を標的にする意図はないと強調した