バハマ当局、破綻のFTXを捜査 犯罪行為の有無巡り
[ナッソー(バハマ) 13日 ロイター] – バハマの警察当局は13日、バハマ証券委員会と協力し、経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業者FTXによる犯罪行為の有無について捜査していると発表した。
FTXは11日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表。
バハマ警察は声明で、FTXの破綻とそのバハマ子会社、FTXデジタル・マーケッツの仮清算を踏まえ、何らかの犯罪行為があったかどうかについて調査していると説明した。
FTXのサム・バンクマンフリード最高経営責任者(CEO)の後任に就いたジョン・J ・レイ氏は12日、破綻の影響を抑えるために法執行当局や規制当局と協力しており、「全ての場所で全資産の保全に全力を傾けている」と述べた。
バンクマンフリード氏はバハマに居住しており、南米に身を移したとのうわさが出る中、12日にロイターに対し、バハマにいると確認した。
事情に詳しい関係者が11日に話したところによると、FTXから少なくとも10億ドルの顧客資金が消失している。
FTXの米事業法律顧問のライン・ミラー氏は12日にツイッターへの投稿で、不正な取引が見られたため、全てのデジタル資産をインターネットに接続しない「コールド・ウォレット」に移管していると明らかにした。
暗号資産交換所クラケンは13日のツイートで、「債権者保護」のためにFTXやその幹部らの口座を凍結したと明らかにした。
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