カビ感染は脳の認知機能に影響を与えるため、家にカビが生えるのを防ぐ必要があります。(Shutterstock)

カビは記憶力を低下させて認知症を引き起こす!?5つの技でカビを防げます(1)

オーストラリアから来た栄養士のエイミー・スキルトン(Amie Skilton)さんは、もともと健康でしたが、新しい家に引っ越してから2ヶ月後に脳に異常が出始めました。例えば、彼女は突然自分の名前を忘れ、服を着る方法さえも分からなくなりました。病院に行くと、3型アルツハイマー病と診断されました。その後、彼女は原因が水漏れ、湿った空気によるカビの発生など、新しい家の環境にあることが分かりました。

スキルトンさんは再び引っ越し、水漏れのない家に住んだ後、彼女の状況は徐々に改善され、脳機能が正常に戻りました。

3型アルツハイマー病は吸入性アルツハイマー病(Inhalational Alzheimer’s disease)とも呼ばれます。カリフォルニア大学サンフランシスコ校の神経退化性疾患の専門家デール・E・ブレイドソンさんが2016年に発表した研究によると、3型アルツハイマー病はカビ毒素への露出と関係があり、治療可能な病気だそうです。

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