神の存在を数学公式で証明する【未解決ミステリー】
すべての正の整数を無限に足した値、つまり1+2+3+4+5+…の値は何でしょうか? 数学では、無限大になると、物理学が量子力学の領域に入るのと同じように、常識的に考えることができなくなります。1+2+3+…と無限まで足すと値はなんと-1/12になるのです。
これを公式を用いて証明した方が、今回の話の主人公、未来からタイムスリップしてきたと言われている天才数学学者のシュリニヴァーサ・ラマヌジャンです。
ラマヌジャンは短い生涯に4000近い公式や命題を残しましたが、証明の過程を残さなかったので誰も理解できませんでした。
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