バナナを食べて免疫力アップと脳を健康に!その注意点は?

バナナはスーパーフルーツと呼ばれ、甘くて美味しく、栄養価も高いのですが、食べれば一通りの効果が得られるのでしょうか?

バナナは糖度が非常に高いので賛否両論ありますが、それでも低血糖負荷食品であることに変わりはありません。 バナナの最大の「危険」は、ある日突然、誤って皮を踏んでしまい、滑って転んでしまうことかもしれません。バナナは食物繊維や微量元素の宝庫であり、食べやすく、リーズナブルで汎用性の高い食品です。

しかし、バナナを健康的に食べるには、いくつか知っておくべきことがあります。

1.バナナはカリウムを含んでいる

カリウムを適切に摂取することは、体にとって大切なことです。 中くらいの大きさのバナナ1本には375mgのカリウムが含まれており、これは1日の推奨摂取量のうち、男性で約11%、女性で約16%に相当します。 カリウムは心臓の健康に重要な役割を果たし、特に血圧を調整するのに役立ちます。

さらに、バナナには他の栄養素、植物栄養素、抗酸化物質が豊富に含まれています。

2.バナナの食物繊維は特殊である

バナナ1本には約5gの食物繊維が含まれており、消化を良くし、炎症を抑え、心臓の健康を増進させる効果があります。 また、バナナの繊維組成はやや特殊であることがあります。

未熟またはわずかに熟したバナナには、水溶性食物繊維と同様の特性を持つプレバイオティクス繊維として働き、プロバイオティクスの餌となるレジスタントスターチが含まれています。 プロバイオティクスとは、腸内の「良い」微生物のことで、消化に重要であり、免疫や脳の健康にも関係しています。

バナナが熟すとレジスタントスターチが分解され、天然の糖分に変わるため、少し熟したバナナの方が甘く感じるのです。

3.バナナ味の食品は本来の栄養が摂れない

バナナ味のアイスクリーム、パンなどは、本来の栄養が摂れません。できるだけ加工せずにそのまま食べましょう。

4.バナナの健康的な食べ方

バナナの健康的な性質を維持するのであれば、他にもいろいろな食べ方があります。 例えば、スムージーのとろみや甘味料として使ったり、スライスして全粒粉のトーストとピーナッツバターにのせたり、皮をむかずにそのまま食べたりと、手軽なおやつとして活用することができます。

この記事はBelMarraHealth.comに掲載されたものを、The Epoch Timesの許可を得て転載・翻訳したものです。

(翻訳編集:井田千景)