新しい研究により、アルツハイマー病に関連する遺伝子が特定されました。 (Shutterstock)

新研究 なぜアルツハイマー病患者の2/3は女性なのか?

科学者たちは、アルツハイマー病を患う人には男性よりも女性の方が多いことを発見しました。この根拠を示す新しい遺伝子が、新しい研究によって発見されました。

DNA修復酵素遺伝子であるMGMTは、男性、女性どちらの体においても、DNA修復に重要な役割を果たしています。この新しい研究では、この遺伝子とアルツハイマー病との間に有意な関連があることが確認されましたが、この関連は女性のみに見られ、男性には見られませんでした。

アルツハイマー型認知症は、認知力や記憶力が徐々に低下していく認知症の一種です。アルツハイマー病協会(Alzheimer’s Association)によると、650万人のアメリカ人がこの病気にかかり、その3分の2が女性だそうです。

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