照明で世界15か国に広がる京和傘の職人技 「伝統は革新の連続」
江戸時代後期に創業した京和傘の老舗、日吉屋は和傘を作り続けて160年、現在、海外に15店舗展開している。
代表取締役社長の西堀 耕太郎さんが日吉屋に入社したのは1990年頃、時期はまだバブルが弾ける前、日本中が異常な景気に浮かれていた時代だった。しかしそんな時期にもかかわらず、京都のほとんどの工房が姿を消すなど、和傘業界は斜陽の一途を辿っていた。
就職した業界が厳しい状況に晒されている中、西堀さんはまず和傘とは何であるかその歴史や成り立ちを考えたという。
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