一緒に考えてみましょう「1型糖尿病」という病(3)
(前稿より続く)
このほか、サルデーニャ島の1型糖尿病に関する更なる研究は、いくつかの有力な手がかりを我々に提供しました。
現地の牛と羊には、「ヨーネ病(Johne.s disease)」と呼ばれる家畜の伝染病が広く存在しています。これはヨーネ菌と呼ばれる、結核菌によく似た病原菌によるものです。
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「医者の不養生」ということわざがあります。患者に養生を説きながら、自身が不摂生であるため、病気になってしまう医者のことです。
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「2型糖尿病」という診断に至らなくても、すでに血糖値が正常値より高い状態を「糖尿病予備軍」と呼んでいます。この段階では自分では気づかない人が多いのですが、実はすでに健康問題に深刻な影が差しているのです。
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