日本、米国、オーストラリア、インド4カ国の首脳会合が24日、首相官邸で始まった。写真は、同会合で発言する岸田首相(右側)。(2022年 ロイター/Jonathan Ernst)

岸田首相「インド太平洋で侵略起こしてはいけない」、日米豪印首脳会合で

[東京 24日 ロイター] – 日本、米国、オーストラリア、インド4カ国の首脳会合が24日、首相官邸で始まった。中国を念頭に自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて議論する。ウクライナ情勢などについても意見交換が行われる見通し。

会合冒頭、岸田文雄首相はロシアによるウクライナ侵略が「国連憲章の諸原則への真っ向からの挑戦で、インド太平洋で同じことを起こしてはいけない」と述べた。

首相は「対面であることを生かし、国際情勢や地域情勢について率直な意見交換を行うことを楽しみにしている」と語った。また、「東南アジア諸国連合(ASEAN)、南アジア、太平洋島しょ国といった地域諸国の声にしっかりと耳を傾け、地域が直面する喫緊の課題の解決に資するような協力を一層進めていく必要がある」とした。

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