オーストラリアのある若い母親が最近、2組目の双子を出産しました。彼女は妊娠が判明したときの驚きと、4人の幼児の世話をするために、どのように時間管理をしているかを話しています。
(2組の双子の家族の画像はこちらから)
28歳のギャビー・ラドロフさんと29歳の自営業の建設業者である夫のベンさんの間には、双子の男の子ヒューゴくんとスペンサーくん(4歳)、そして双子の女の子ビリーちゃんとアリアちゃん(1歳)の4人の子供がおり、ビクトリア州イーストギップスランドに6人で住んでいます。
子供が生まれる前はマッサージセラピストとして働いていたギャビーさんは、現在は専業主婦をしています。14歳のときにベンさんと出会った彼女は9年後の2016年に結婚しました。
結婚して1年、ラドロフ夫妻は妊娠8週目の超音波検査で最初の双子を授かったことを知り、ギャビーさんは、「少し驚きましたが、それ以上に興奮しています」と話しました。
そして2017年11月19日、男の子の一卵性双生児、ヒューゴくんとスペンサーくんが新しい家族の一員となりました。
2020年、ギャビーさんは再び妊娠しました。検査してみると、なんとまたもや双子でした。ギャビーさんは不安な気持ちになりました。
彼女は「超音波検査士が検査し、ベンと私はすぐに画面に2人の胎児を見たわ。夫は医師と心から笑っていたけど、私はその時は何も言わずに、車に乗ると泣き出したの。特に新型コロナウイルスの流行が激化している中、この先どうなるのかと心配になったのね」と語っています。
しかし、家族が慰めてくれたり、以前の双子の出産の時の幸せな記憶を思い出すことで、不安は和らぎ、彼女はどんどん自信をつけていったようです。
家族も最初は不安を抱いていましたが、みんな素晴らしくて、とても協力的だったと彼女は言います。
待望の双子、ビリーちゃんとアリアちゃんは、2021年4月4日のイースターの日に誕生しました。一回目の妊娠に比べ、二回目の妊娠はとてもゆっくりしていて楽だったと語っています。
2組の双子の母親となったギャビーさんは、5歳弱の4人の育児で大忙しです。彼女は子どもたちの面倒をどのように見ているのか次の様に話しています。
「必要なときに助けを求めることを恐れないようになったわ。人生の中でチャレンジが必要な時期はとても短いことを知った」
また育児をする中で彼女は「少しリラックスして、自然体になることを教えられた」といくつかの教訓を得、とても忙しい毎日でも自然に対処できるようになったようです。
ラドロフ家では子どもたちは午後7時までにベッドに入ることになっています。これは、夫婦が休んで、新しい一日の準備をする時間を作るためだとか。ギャビーさんもこの時間を使って、家を片付けたり、ベンさんとおしゃべりしたり、ソファに横になってくつろいだりするのだそうです。
4人の幼い子供を持つ母親として、1日の終わりにこのように比較的リラックスした時間を持つことは重要だとギャビーさんは言いました。
ギャビーさんは自らのブログで、2組の双子との日々を綴っています。その中で双子の母親である醍醐味は、双子が仲良くなるのを見ることであり、それを目の当たりにするのはとても特別なことだと彼女は語っています。
(翻訳・李明月)
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