東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国カンボジアのプラク・ソコン副首相兼外相(写真)は21日、ASEAN特使として初めてミャンマーを訪問した。2月17日、プノンペンで撮影(2022年 ロイター/Cindy Liu)

ASEAN特使、ミャンマー初訪問 軍事政権トップと会談

[21日 ロイター] – 東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国カンボジアのプラク・ソコン副首相兼外相は21日、ASEAN特使として初めてミャンマーを訪問した。

23日まで滞在する予定で、初日は軍事政権トップのミンアウンフライン総司令官と会談した。

ASEANは、昨年4月の首脳会合で暴力の即時停止など5項目で合意したが、ミャンマーがこれを履行していないため、首脳会議からミンアウンフライン氏を締め出した。

ASEAN議長国のカンボジアは、全当事者間の対話の土台を築くことを期待している。

MRTVによると、ミンアウンフライン氏はプラク・ソコン氏に対し、軍事委員会はASEANの合意事項に協力し、平和と秩序の回復に努力しているが、反対勢力の攻撃を受けていると説明した。

ラジオ・フリー・アジアは、プラク・ソコン氏が軟禁中の民主化指導者アウンサンスーチー氏が率いた国民民主連盟(NLD)の代表らとの会談を予定していると伝えた。ロイターはこの報道についてNLDから確認を取れていない。

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