長尾敬前衆議院議員(大紀元)

「中国の対日工作は成功している」長尾敬前衆議院議員インタビュー(1)

「中国の対日工作、特に政治家に対する対日工作は今日までは成功しているのではないか、と残念ながらそう思わざるを得ない」。中国共産党による人権弾圧問題に取り組んできた長尾敬前衆議院議員は日本の現状について警鐘を鳴らした。日本の政治の中枢には中国と利益関係を持つ者や、浸透工作により中国共産党の代理人となっている者が数多くいると指摘し、著書『永田町中国代理人』(産経出版社)のなかで、今日の日本が抱える問題を描き出した。

ーー新しい本を上梓された。どのような内容か。

現役時代に関わった対中政策や法案について書いた。途中でつぶされた、骨抜きにされたことなど。衆院選で惜敗した後に執筆した。悪口は書いていない。事実しか書いていない。もちろん事実を記すことによって物議を醸すことがあるかもしれない。財界にも厳しいことを言っている。しかし、ここでしっかりと事実を書いておかなければならないとの覚悟が私にはある。

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