ウクライナのクレバ外相は、10日に行われたロシアのラブロフ外相(写真右)との会談後に記者会見し、停戦の達成で進展はなかったと述べた。写真はトルコのアンタルヤで撮影。トルコ外務省提供(2022年 ロイター)

ウクライナ・ロシア外相会談、停戦交渉で進展なし

[アンタルヤ(トルコ) 10日 ロイター] – ウクライナのクレバ外相とロシアのラブロフ外相は10日、トルコで会談した。クレバ外相は会談後に記者会見で、停戦の達成で進展はなかったと述べた。ラブロフ外相は、ロシアはウクライナ側に提案をしており、回答が欲しいと述べた。

両外相の会談は、ロシアのウクライナ侵攻以来初の2国間ハイレベル協議。

クレバ氏は、ウクライナ南部の港湾都市マリウポリが最も困難な状況となっているものの、ラブロフ氏は同都市からの人道回廊確保を約束しなかったと述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
ウクライナは72時間でロシア船21隻を攻撃し、クリミアへの補給線に打撃を与えた。「影の船団」を狙った作戦で、長距離ドローンがタンカーなどに連続攻撃。戦局の重心は空へ移行している
トランプ大統領はウクライナにパトリオットミサイルの国内生産を認める方針を表明。防空強化を狙う一方、停戦に向けプーチン大統領との直接協議も検討。戦闘とエネルギー情勢は緊迫が続く
ウクライナの長距離ドローンがロシア領内深くを攻撃。ルビオ米国務長官は、ロシアの領空防衛が困難になり、戦争終結交渉の流れが変わりつつあるとの見方を示した
ウクライナ軍のドローン攻撃に対抗し、ロシア軍がスターリンク通信を妨害する電子戦システムを配備。補給線の偽装や分散も進め、戦況は通信妨害を軸に新局面へ
ウクライナ軍は中距離ドローンでロシア軍の後方補給線を継続攻撃。スターリンク連携や編隊運用により戦場の構図が変化し、補給遅延と前線圧迫で優位を維持している。