ウクライナ侵攻、態度曖昧な中国当局は「ジレンマ」 軍事技術で宇に依存=米VOA
ウクライナに侵攻したロシアに対して、欧米諸国は相次ぎ厳しい制裁措置を講じた。中国は現在も明確な姿勢を示していない。台湾の専門家らは、中国はウクライナとの経済利益をとるか、ロシアとの協力関係に重きを置くか、ジレンマに陥っていると指摘した。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が2月27日、報じた。
中国国営中央テレビのニュース番組「央視新聞」は25日、中国の習近平国家主席はプーチン大統領と電話会談を行い、「ロシアとウクライナの話し合いによる問題解決を支持する」とどっちつかずの態度に終始した。
国立台湾大学新聞研究所の郭崇倫教授は、中国の曖昧な態度について「中国は板挟みになっている」との見方を示した。
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