岸田首相、欧米諸国と「厳しい制裁」へ ゼレンスキー宇大統領からは感謝の意
岸田文雄首相は1日未明、G7(主要7か国)やNATO(北大西洋条約機構)の首脳との電話会談に参加し、ロシアの侵略を強く非難するとともに厳しい制裁を課していくことで一致した。先立って行われたウクライナ大統領との電話会談では、同国の確固たる支持と1億ドルの緊急人道支援を行うと伝えた。ベラルーシに対する制裁にも言及した。
G7首脳等会談は米国のバイデン大統領の呼びかけによるもので、NATOの首脳やポーランド、ルーマニアの首脳も参加した。会談では、ロシアによる侵略を強く非難し、ロシアに対して厳しい制裁を課していくとともに、ウクライナの主権と領土の一体性を支持することで一致した。
日本経済新聞は1日、日銀はロシア中銀から預かる外貨準備を凍結すると報じた。2021年時点で金額は4兆〜5兆円規模という。中銀の外貨準備凍結は異例の措置。
関連記事
ウクライナは72時間でロシア船21隻を攻撃し、クリミアへの補給線に打撃を与えた。「影の船団」を狙った作戦で、長距離ドローンがタンカーなどに連続攻撃。戦局の重心は空へ移行している。
トランプ大統領はウクライナにパトリオットミサイルの国内生産を認める方針を表明。防空強化を狙う一方、停戦に向けプーチン大統領との直接協議も検討。戦闘とエネルギー情勢は緊迫が続く
ウクライナの長距離ドローンがロシア領内深くを攻撃。ルビオ米国務長官は、ロシアの領空防衛が困難になり、戦争終結交渉の流れが変わりつつあるとの見方を示した
ウクライナ軍のドローン攻撃に対抗し、ロシア軍がスターリンク通信を妨害する電子戦システムを配備。補給線の偽装や分散も進め、戦況は通信妨害を軸に新局面へ
ウクライナ軍は中距離ドローンでロシア軍の後方補給線を継続攻撃。スターリンク連携や編隊運用により戦場の構図が変化し、補給遅延と前線圧迫で優位を維持している。