2月27日、 トルコ政府はロシアによるウクライナ侵攻に対し初めて「戦争」という表現を使った。写真は13日、ボスポラス海峡を通過するロシアの潜水艦(2022年 ロイター/Yoruk Isik)

トルコ、初めて「戦争」と表現 ロシア艦の海峡通過に影響も

[イスタンブール 27日 ロイター] – トルコ政府は27日、ロシアによるウクライナ侵攻に対し初めて「戦争」という表現を使った。地中海と黒海をつなぐ2つの海峡はトルコが管理しており、ロシア軍艦艇の通過制限につながる可能性がある。

トルコは北大西洋条約機構(NATO)加盟国ながらロシアとの関係も近く、戦争という言葉は使ってこなかった。しかし、大統領府のイブラヒム・カルン報道官は27日、「ウクライナ戦争が始まって4日目、トルコ政府はロシアの即時攻撃停止と停戦を呼びかけたエルドアン大統領の要請を繰り返し表明する」と語った。

大統領府通信局のファフレッティン・アルトゥン局長も「われわれはこの地域で再び戦争を目撃している」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
米露中首脳会談の背景やウクライナ和平の現実、そして身勝手なダブルスタンダードを続けるヨーロッパに対するトランプ政権の冷徹な現実主義を解説した論考
ロシアのドローン産業が、エンジンから炭素繊維の原料、技術支援まで中国への依存を深めている。国産化を進めても輸入は続き、調達価格の上昇が戦費を圧迫。軍需の拡大は民生向けの供給にも影響を及ぼしている
トランプ米大統領は燃料価格高騰を背景にロシア産ディーゼルの供給合意を発表し、製油所への攻撃を続けるウクライナに「新大統領が必要」と言及した。これに対しゼレンスキー氏は強く反発している
ウクライナ軍は、大型ドローンで自爆型の地上ロボットをロシア軍の後方へ運び、夜間に投下したと発表。数か月に及ぶ作戦では、ロシア兵約3千人を殺害し、約124平方キロを奪還したと主張している
米ウクライナ首脳が会談し、冬前の戦争終結とエネルギー施設攻撃の停止を呼びかけた。パトリオットミサイルの国内生産や米国の燃料価格高騰を受けた輸出規制案など、停戦に向けた最新動向を伝える