2月25日、台湾当局は、ウクライナ侵攻を巡る対ロシア制裁を「民主国家」と共に発動すると表明した。写真はTSMCのロゴ。台湾の新竹市で昨年1月撮影(2022年 ロイター/Ann Wang)

台湾、「民主国家」と対ロ制裁へ TSMCは輸出規則順守を表明

[台北 25日 ロイター] – 台湾当局は25日、ウクライナ侵攻を巡る対ロシア制裁を「民主国家」と共に発動すると表明した。また、半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、全ての輸出管理規則を順守すると発表した。

蘇貞昌・行政院長(首相)は台北で記者団に対し、「われわれはこのような侵略行為を非常に厳しく非難し、民主国家と共同で制裁を発動する」とした。内容の詳細については触れなかった。

台湾経済部(省に相当)の王美花部長(大臣に相当)は、ロシアへの輸出を「厳しく精査」し、さらなる措置のために同盟国と「調整」すると述べた。

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