保釈されたルカ・ビンニヤット氏だが、当局の起訴に直面している (Tep-Rick Emmanuel氏提供)

ナイジェリアの大紀元記者、起訴へ 専門家「報道は犯罪ではない」不当性指摘

村落襲撃事件をめぐるナイジェリア当局の不対応を報じたことで現地当局に拘束されていた大紀元記者ルカ・ビンニヤット氏が3カ月ぶりに釈放された。28日に起訴される予定。専門家は「報道は犯罪ではない」として起訴の不当性を指摘する。

ビンヤット氏の拘束はカドゥナ州マダマイ村で小さな子供たちなど38人が虐殺された惨事をめぐる、警察や政府の不対応を描いた昨年9月の記事に関連しているとされる。サイバーストーカー行為を行ったとして、当局は11月にカドゥナの治安判事裁判所に起訴した。

あわせて読みたい:ナイジェリアの大紀元記者、当局に拘束 米宗教自由委員会「憂慮すべき事態」

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ大統領とムハンマド王太子がワシントンで会談。AI・エネルギー・防衛分野で総額2700億ドル超の契約が続々成立。サウジは米国投資を1兆ドルに倍増表明、F-35売却も承認へ。
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子が米国への投資を1兆ドルに拡大。トランプ大統領との会談で両国の戦略的協力や中東安定の行方が注目されている。
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子がホワイトハウスを訪問。米サウジ関係の転換点となる防衛・外交・AI・中東和平の議論が交わされる。
国連安保理は米国案のガザ和平計画を支持し、国際治安維持部隊の派遣権限を承認。パレスチナ国家樹立にも言及
シリア政府は10日、トランプ米大統領との会談を受け、過激派組織「イスラム国(ISIS)」の掃討を目的とするアメリカ主導の国連軍に参加することで合意した。シリア政府関係者が明らかにした。