米軍兵士8500人、NATO要請に備え派兵待機=国防総省
[ワシントン 24日 ロイター] – ウクライナを巡る情勢が緊迫する中、米国防総省のカービー報道官は24日、必要に応じて極めて短時間で欧州に派遣できるよう、米軍は兵士約8500人を派兵待機としたと発表した。
カービー報道官は、8500人の兵士の大部分は北大西洋条約機構(NATO)が要請した場合に備え、NATO緊急即応部隊に参加できるよう派兵待機とされていると述べた。
カービー報道官によると、オースティン国防長官は「他の不測の事態」にも対応できるよう不特定多数の部隊が準備を整えておくことを望んでいる。ただ「現在、短い時間で準備を整えようとしている。現時点では派兵命令について伝えることはない」と述べた。
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