11月19日、オーストリア政府は新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、完全なロックダウン(都市封鎖)を再導入することを明らかにした。ウィーンのワクチン接種会場前で18日撮影(2021年 ロイター/Leonhard Foeger)
11月19日、オーストリア政府は新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、完全なロックダウン(都市封鎖)を再導入することを明らかにした。ウィーンのワクチン接種会場前で18日撮影(2021年 ロイター/Leonhard Foeger)

オーストリア、完全なロックダウンを再導入 ワクチン義務化

[ウィーン 19日 ロイター] – オーストリア政府は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、完全なロックダウン(都市封鎖)を再導入することを明らかにした。西欧で今秋、ロックダウンが再導入されるのは初めて。政府はまた、来年2月1日までのワクチン接種を全国民に義務付けるとした。

シャレンベルク首相は記者会見で、ロックダウンは全国的に22日から実施すると説明。当初は10日間の予定で、最大20日間という。

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