理研スパコン「富岳」が世界ランキング4連覇 文科省は利用拡大に意欲
理化学研究所と富士通が共同開発したスーパーコンピューター「富岳」が16日、計算性能等に関する世界ランキングの4部門で1位を獲得した。ランキングは半年ごとに発表されており、「富岳」は4期連続で1位に輝いた。文部科学省は「富岳」を利用して様々な課題を解決することに意欲を示した。
ランキングは米国で開催されているハイパフォーマンス・コンピューティング
(HPC)に関する国際会議「SC21」が発表した。
「富岳」はスーパーコンピュータの性能を評価する様々なランキングのうち、TOP500(単純計算性能)、HPCG(アプリケーション実行性能)、HPL-AI(AI
性能)、Graph500(ビッグデータ処理性能))の4つの部門で1位を獲得。今年6月に発表されたランキングに引き続き、4期連続で世界1位を獲得した。
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