タクラマカン砂漠、2006年10月撮影(Photo by Guang Niu/Getty Images)

中国、砂漠の真ん中に米空母模型…ミサイル訓練目的か

中国人民解放軍が、中国西部のタクラマカン砂漠に米国海軍の原子力空母を模したとみられるミサイル射撃実験場を作成していたことが、衛星写真の画像で7日明らかになった。台湾問題や南シナ海問題を巡って米国との緊張が高まるなか、対空母能力を高めるため、軍事訓練の標的として作成された可能性が高い。

米国海軍の研究機関「米国海軍研究所」の機関紙「USNIニュース」は、米国の人工衛星専門企業のマクサー・テクノロジーから入手した衛星写真を分析した結果を公表した。同研究所によると、米空母を模したミサイル標的は2019年春に作られ、今年10月初旬に完成したという。また、「アーレイ・バーク級」駆逐艦のような標的が少なくとも2基確認された。

中国は、この地域で2013年に「空母キラー」の異名を持つ「DF-21D」の試験発射を行うなど、以前からミサイル発射実験に使用してきた場所だという。USNIは、今回の発見により「中国が引き続き、米海軍の軍艦に重点を置いた対空艦能力に注力していることを示している」と述べた。

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