中国、砂漠の真ん中に米空母模型…ミサイル訓練目的か
中国人民解放軍が、中国西部のタクラマカン砂漠に米国海軍の原子力空母を模したとみられるミサイル射撃実験場を作成していたことが、衛星写真の画像で7日明らかになった。台湾問題や南シナ海問題を巡って米国との緊張が高まるなか、対空母能力を高めるため、軍事訓練の標的として作成された可能性が高い。
米国海軍の研究機関「米国海軍研究所」の機関紙「USNIニュース」は、米国の人工衛星専門企業のマクサー・テクノロジーから入手した衛星写真を分析した結果を公表した。同研究所によると、米空母を模したミサイル標的は2019年春に作られ、今年10月初旬に完成したという。また、「アーレイ・バーク級」駆逐艦のような標的が少なくとも2基確認された。
中国は、この地域で2013年に「空母キラー」の異名を持つ「DF-21D」の試験発射を行うなど、以前からミサイル発射実験に使用してきた場所だという。USNIは、今回の発見により「中国が引き続き、米海軍の軍艦に重点を置いた対空艦能力に注力していることを示している」と述べた。
関連記事
米軍の対イラン軍事行動「エピック・フューリー」が中東を激震させている。圧倒的な火力と斬首作戦による「戦略的麻痺」の衝撃は、台湾侵攻を伺う中共への強力な警告となった。変貌する台湾海峡シナリオの最前線を追う
就役70年を超える高齢爆撃機B-52が、2026年の対イラン作戦でなぜ主力を担うのか。圧倒的な兵装搭載量、核抑止力の維持、近代化改修による最新兵器への対応力など、他機には真似できない唯一無二の理由を解説
米軍特殊部隊がイラン敵陣に潜入し、墜落したF-15E乗員2名を救出した。イラン側の厳重な警戒を潜り抜けたこの「イースターの奇跡」は、米軍の圧倒的な実戦能力を世界に示した。専門家も唯一無二の壮挙と称賛している
トランプ政権がイランやベネズエラには軍事行使する一方、北朝鮮には外交を優先する理由を専門家が分析。核保有の有無が米国のリスク判断と「力の均衡」をどう変えたのか、現代の核抑止力の最前線を解説
米軍は、イラン上空で撃墜されたF-15ストライクイーグル戦闘機の搭乗員である米空軍兵2人目の救出に成功した。