中国全国人民代表大会常務委員会は23日、一部の都市で不動産税を試験的に導入すると決定した(China Photos/Getty Images)

中国当局、不動産税を試験的に導入 専門家「経済的不確実性が高まる」

中国の全国人民代表大会(国会に相当、全人代)常務委員会は23日、国務院(内閣に相当)に対して、一部の都市で不動産税を試験的に導入する権限を与えると決定した。試験期間は5年。専門家は同税制度の導入により、不動産バブルは崩壊する一方で、中国経済への大打撃が必至だと警告した。

国営新華社通信によると、全人代常務委員会は、課税対象となるのは「居住用」と「非居住用(商業用など)」の各種類の不動産物件と定めた。また、同委員会は「条件が揃った時に、タイムリーに(不動産税関連)法律を制定する」と明示したという。

習近平国家主席はここ数年、国内不動産市場の過熱化を巡って、「住宅は住むためのもので、投機活動の対象ではない」と複数回発言し、市場の沈静化を図った。

▶ 続きを読む
関連記事
リンゴ1個約1万円? 上海に登場した「リンゴ専門店」同じ品種はネットなら数百円で買えるのに1万円。一方で、狙いは価格ではなく「話題性」だという見方も
トランプ政権は、外国製の人型ロボットや四足歩行ロボットなどを対象とする新たな規制を発表した。中国企業が世界市場で存在感を強める中、米国での販売や海外展開への影響が注目される
中国・成都で若者が市内最高層ビルの屋上に登り、「反体制の象徴」の仮面を着けて発煙筒に点火。映像は中国で削除されたが海外へ拡散。何を伝えようとしたのか
ポケットに手を突っ込み、日本側への「無礼外交」で批判を浴びた中国外務省アジア局長・劉勁松が交代していたことが分かった
張又俠と劉振立の調査後、中共軍の重要ポストは後任不在のまま。習近平は指揮体制の再建より、規律検査による軍統制を優先しているとの見方も