ワクチンパスポートは「監視システムを構築する」=プライバシー専門家
世界でも有数のプライバシー専門家として名を馳せるアン・カブキアン博士は、政府が義務付けるワクチンパスポートが、健康情報や所在地の追跡を可能とする監視システムを構築することになると警鐘を鳴らした。
現在「グローバル・プライバシー・アンド・セキュリティ・バイ・デザイン・センター」の最高経営責任者を務めるカブキアン氏は、ワクチンパスポートを通じて収集された健康情報は、世界中の人々の地理的な位置情報と関連付けて保持できると指摘。「政府は監視を行い、あなたがいつどこにいて、誰と一緒にいたのかを把握することができる」と述べた。
このようなデータの追跡により、何百、何千ものサイトがワクチンパスポートの情報を入手することによって「世界的な監視デジタルインフラ」が構築されると、その危険性を訴えた。
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