ウクライナの83歳の女性が、死を宣告されてから10時間後に目が覚ましました。 彼女は、天国に行って、亡くなった父が自分を呼ぶ声を聞いたと主張しました。 彼女は、自分が生き残ったのは、神様の慈悲の証だと信じていました。
ウクライナの南西部の町ストリジャブカに住むクセニア・ディドゥークさんは2月中旬のある日、体調を崩し、家族は救急車を呼びました。 救急車が到着したとき、救急隊員は彼女が瀕死の状態で病院に搬送する必要はないと判断しました。
心電図検査を行いましたが、心拍はなく、すでに心電図は一直線になっていました。救急隊員の1人が彼女の死を宣告し、警察を呼びました。 その後、家族は死亡診断書の申請、葬儀を執り行う神父、墓堀り人の手配など、葬儀の準備を始めました。
しかし彼女の死が宣告されてから、わずか10時間後、彼女の娘が母親の額や手足が温かく、生きていることに気がつきました。
驚いた家族は再び救急車を呼び、ディドゥークさんは病院に運ばれました。 彼女は集中治療室で治療を受け、その後目を覚まして医師と話ができるようになりました。
意識を失ったときに何か見たのかと聞かれたディドゥークさんは、「天国を見た」「父が自分を呼ぶ声が聞こえた」と答えました。彼女が言うには、目を開けると、白い服を着た人たちが自分の横に立っていて、天使かと思ったら、お医者さんだったそうです。
また彼女は「私は以前、看護師をしていて、人を救ったことがあります。 明らかに、神は私にご慈悲をくださいました」と言いました。
医師のテチャナ・カティロヴァ氏は、「私の20年の診療経験の中で、このようなことは経験したことがない」と言っていました。
また、葬儀の司式を依頼されたローマ・ペトリク司祭も、ディドゥーク 「復活の奇跡が起きた!」「神はこの老婦人に再び命を与えたのです。私がこのようなことを見たのは初めてだ」と言いました。
(翻訳・里見雨禾)
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