竹の棒と水筒で作った手作りバーベルで訓練に励み…フィリピン初の金メダルに比空軍軍曹
フィリピン空軍、PAFの三等軍曹が「東京オリンピック2020」でフィリピン初の金メダルを獲得した。これで、ほぼ1世紀前に五輪に参加して以来続いていたフィリピンの「メダル干ばつ」に終止符が打たれた。
30歳のヒディリン・ディアス(Hidilyn Diaz)三等軍曹はクリーン&ジャークの最終試技で中国の廖秋雲(Liao Qiuyun)選手を制し、重量挙げ女子55キロ級決勝で優勝を果たした。AP通信の報道では、1924年の五輪参加以来フィリピンが金メダルを獲得したのはこれが初めてである。
2021年7月26日、ディアス三等軍曹は競技後の記者会見で、「1年半も両親と対面できなかっただけでなくトレーニングも耐え難いほど厳しかった」と話している。
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