2021年7月11日、カナダのカルガリー・スタンピードで、アルバータ州のジェイソン・ケニー州知事は「End CCP」署名活動のボランティアスタッフの郭文文さんと集合写真を撮った(郭文文さんが提供)

カナダアルバータ州知事、End CCP署名活動を支持「中共を終わらせよう」

カナダ・アルバータ州カルガリーでは、9~18日の日程で「地上最大の野外ショー」と呼ばれるカルガリー・スタンピードが開催されている。アルバータ州知事は同イベントで、偶然に出会った署名活動「End CCP(邪悪な中国共産党を終わらせよう)」のボランティアスタッフに支持を示した。

米国の法輪功学習者がニューヨーク市で設立した「全世界脱党支援センター」は昨年6月、署名活動を立ち上げた。同センターのカナダのスタッフも国内で署名活動を行っている。

11日、スタッフの郭文文さんはカルガリー・スタンピードで、「End CCP!」と書かれたプラカードを掲げながら、参加者や観光客に署名を呼び掛けていた時、アルバータ州のジェイソン・ケニー(Jason Kenney)州知事が人だかりの中から郭さんに向かって歩いてきたという。

州知事は郭さんと握手しながら、周りのイベント参加者とともに、「中国共産党を終わらせよう」「法輪大法は素晴らしい」と大きな声で言った。

「ケニー州知事本人だったことに驚いた」と郭さんは話した。

カナダの法輪功学習者によると、毎年7月開催のカルガリー・スタンピードで、地元の学習者は中国国内の迫害実態をカナダの人々に伝えている。ケニー州知事は同野外イベントで法輪功学習者に出会うと必ず「法輪大法は素晴らしい」と声をかけ、法輪功への支持を示した。同氏は以前、連邦政府で市民権・移民担当大臣を務めた際、中国当局の人権侵害などを非難していた。

郭さんによれば、過去数カ月、「End CCP」の運動に賛同し署名する市民が増えた。「欧米の民主主義国家の人々が、中国共産党による浸透工作や国際社会にもたらした脅威をさらに認識することによって、ますます多くの人が署名するだろう」と郭さんは述べた。

6月5日の時点で、「End CCP」は全世界で100万筆以上の署名を集めた。

(翻訳編集・張哲)

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