2021年6月12日、英コーンウォールで主要7カ国首脳会議(G7サミット)が開催された(LEON NEAL/POOL/AFP via Getty Images)

G7、対中強硬姿勢で温度差、日本は「態度決めかねる」との報道

13日まで英コーンウォールで開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)では、中国への対抗姿勢が一段と鮮明になった。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)13日付によると、各国首脳の間で中国への対応に関して温度差があり、「日本は態度を決めかねている」という。産経新聞の矢板明夫・台北支局長が大紀元に対して、日本が最近中国に強い姿勢を見せているものの、「対中政策の根本的な転換ではない」との見解を示した。

米バイデン政権の匿名希望の高官は、VOAの取材に対して、「一部の興味深い議論において、(7カ国首脳の間で)少し意見が割れた」と話した。

同高官は、首脳らは覇権主義的な態度をとっている中国当局について「真の脅威」との認識を共有したが、中国当局に対して積極的な行動で対抗していくことにおいて、意見が分かれた。イタリア、ドイツと欧州連合(EU)は、中国により強硬姿勢を示すのを望んでおらず、「協力的な関係(cooperative nature of the relationship)」を築こうと考えている。

▶ 続きを読む
関連記事
天安門事件の未公開写真特集、第7回。歴史の大きなうねりの中で生きた人々の姿。封印されていた写真の数々から、1989年の北京を振り返る
北京大学の饒毅教授が、中国の学術不正は「世界記録級」と指摘。論文数の急増とともに不正の割合も前例のない水準に達し、処分の不十分さや監督体制の課題が浮き彫りとなっている
世界ウイグル協会総裁のアラウドゥン総裁は国際社会に対しても行動を求めた。もし国際社会が天安門事件の教訓に真剣に向き合っていれば、現在のウイグルでのジェノサイドだけでなく、チベット人、モンゴル人、香港の人々に対する起きなかったかもしれないと指摘した
サッカー中国代表はW杯出場枠拡大の恩恵を受けられず低迷。過剰投資ではなく政治介入や統制体制が成長を阻害し、草の根文化の欠如が根本原因と指摘する
経済協力開発機構(OECD)の最新報告書によると、過去20年足らずの間に中国企業が獲得した世界市場シェアの約60%が中国共産党(中共)の国家補助金に依存していることが明らかになった。OECDは、補助金を頼りに市場シェアを拡大することはスポーツにおけるドーピングと同様だと指摘した