意識不明の娘に会いたい 中国の元弁護士が出国試みるも当局に阻まれる
中国の著名な元弁護士である唐吉田さんは2日、留学先の日本で結核を患い意識不明の重体になっている娘に会うため出国を試みたが、中国当局によって阻まれた。中国の人権問題を取り扱う「維権網」が同日報じた。
報道によると、2日午前8時半ごろ、唐さんは同省福州長楽国際空港で搭乗の手続きを行っていたところ、複数の警察により別室に連れていかれた。そして中国の出入国管理法に基づき、出国は許可できないと告げられた。
唐さんは自身のSNSで娘の状況について綴っている。肺結核を患った娘は日本の病院に入院しており、意識不明の重体だ。さらに脳浮腫を発症して、人工呼吸器によって生命を維持している。
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