エジプト・イスラエル外相が会談、ガザ停戦維持へ取り組み
[カイロ/エルサレム 30日 ロイター] – エジプトのシュクリ外相は30日に行ったイスラエルのアシュケナジ外相との会談で、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの停戦を確実なものにし、両者の対立につながる全ての行為を止める必要があると強調した。
エジプトは、ここ数年で最悪となったイスラエルとハマスの戦闘の停戦を仲介し、米国や地域の関係国と協力して恒久的な停戦に向けた取り組みを進めている。
エジプト政府の声明によると、シュクリ氏はアシュケナジ氏とエジプトの首都カイロで会談。「東エルサレム、アルアクサ・モスク、およびすべてのイスラム教とキリスト教の聖地について、特別な配慮が必要である」と強調した。
さらに、二国家解決を目指すイスラエルとパレスチナの協議再開に向けた適切な環境を作り出すことを再度呼び掛けた。
アシュケナジ氏は、エジプト政府関係者と「ハマスとの恒久的な停戦の確立」やガザ地区の復興支援について協議すると述べた。
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