3月、中国の王毅外相のトルコ訪問に合わせ、トルコ在住の新疆ウイグル自治区からの亡命者ら数百人による抗議デモが行われた(ADEM ALTAN/AFP via Getty Images)

中国大使、トルコでも戦狼外交 ツイッターが炎上 新疆問題めぐり

トルコの中国大使館のツイッターアカウントが、新疆ウイグル人を支持する同国政治家のツイッター投稿を批判したため、トルコ市民からの批判が殺到し、炎上した。トルコ外務省も6日、中国大使を呼び出して抗議した。

トルコの優良党(Iyi Party)のメラル・アクシェネル(Meral Aksener)党首と同国の最大野党・共和人民党(CHP)で指導的な立場にあるマンスール・ヤワシュ(Mansur Yavas)氏は5日、ウイグルの「バレン郷事件」31周年記念日を記念し、同事件についてツイートした。

「バレン郷事件」は新疆ウイグル自治区のアクト県バレン郷で、1990年4月5日に起きた反政府の大規模な農民蜂起事件である。ウイグル分離独立派と中国軍の衝突により死者が出た同事件を機に、ウイグル人が大量に逮捕され、それ以降トルコへ数万人が脱出したとされている。

▶ 続きを読む
関連記事
[アンカラ 28日 ロイター] - トルコのチャブシオール外相は28日、黒海沿岸・非沿岸国に対し、ボスポラス海峡とダーダネルス海峡の軍艦の通航を阻止するよう警告した。国営アナドル通信が伝えた。 1936年のモントルー条約は、紛争中に海峡を通過する船舶をトルコが制限することを認めているが、登録基地に戻る船舶を除外する条項がある。 報道によると、28日まで海峡通航の要請はなかったという。
トルコ最大の都市イスタンブールに住んでいる野良犬は、自分で車や船で移動し、どこで乗り降りすればいいのかを知っています。 毎日のように街中を飛び回り、とても幸せそうです。
[イスタンブール 24日 ロイター] - 米アップルのトルコのオンラインストアで24日、iPhoneなど大半の製品が購入できなくなっている。通貨リラの急落が影響しているとみられる。 リラは23日に15%急落した。24日は持ち直しているが年初から43%下落、先週の初めから22%以上下落している。 リラが下げれば、世界で販売している製品はリラ建て価格を調整する必要があるが、下げ足が速く、調整が追い付
茂木外相は31日の記者会見で、エジプトからパレスチナまでの8月の中東8地域訪問を振り返った。訪問中アフガン政府が崩壊しタリバン支配下が進んだ。日本大使館職員を早期にドバイに退避させたことについて「相当危険が切迫していた」と述べた。
西アジアの親日国であるトルコで最高齢であるウムブルクさんは、103歳のお婆さん。(訳者注:2001年の記事初出時点の年齢です)