中国、市民にコロナワクチン接種を強要 卵や現金配る地方政府も

中国各地の地方政府は、飴と鞭を使って、住民に対し中共ウイルス新型コロナウイルス)ワクチンの接種を強いていることが明らかになった。国営中央テレビ(CCTV)などの官製メディアは、国民一人ひとりがワクチンを受ける必要があると宣伝を強めている。

黒龍江省ジャムス市の李さんは、同市四馬架郷の政府はここ数日、村民にワクチン接種を促していると大紀元に語った。郷政府が出した通知では、ワクチンを受けない村民が、今後中共ウイルスに感染した場合、「国家からの治療援助金を受ける資格を失い、治療費が自己負担となり、そして『他人への感染』で法的措置を取る」と強調した。

上海市楊浦区の沈さんは、自身が住む集合住宅地の掲示板に、市政府からのワクチン接種通知が貼られているとした。接種対象者の年齢の上限は75歳までに引き上げられたという。

中国版ツイッター、微博では30日、多くのユーザーが、地方政府がワクチン接種を政治任務と位置付けて住民に接種を強いていると次々と不満の声を上げた。

「政府はできるだけワクチン接種の基準を引き下げている。授乳中の母親に無理やり母乳を止めさせて、ワクチン接種を要求している。政治任務を達成するために、(政府は)基礎疾病やアレルギーを持っている人にも強制的にワクチンを受けさせている。私たちの生死を全く無視しているから、本当に悲しい」

また、一部のネットユーザーによると、国有企業も従業員にワクチンを受けるよう指示している。ワクチンを打たなければ、処分する場合もあるという。

各地の地方政府は、住民のワクチン接種の意欲を刺激するために、ワクチンを受けた人に、粗品として玉子などを渡している。100~200元(約1600~3200円)の現金を渡す地方政府もあるという。今、中国各地では、ワクチン接種を促す政治的スローガンが書かれた横断幕を目にすることができる。

中国国家衛生健康委員会の発表では、27日までに国内接種回数が1億回を超えた。しかし、接種率は7.1%にとどまっている。中国当局は、集団免疫の形成には全人口の80%の接種率が必要だとの目標を設定した。現在の接種率では、目標の接種率をはるかに下回っている。

中国では今まで、毒ワクチンや偽ワクチン事件が次々と発覚したため、市民は安全性から、国産ワクチンを嫌がっている。

上海市民の沈さんは「国産ワクチンの品質に不安だ。どんな副反応があるのかがわからない。自分から中国製のワクチンを受けようとは思わない。政府がワクチン接種を強制しているから、私たちは仕方なく受けに行っている」と話した。

ブラジルの研究機関は今年1月、中国製薬会社、科興控股生物技術(シノバック)が開発した新型コロナウイルスのワクチンの有効性は50.38%だったと発表した。

いっぽう、2月末、シノバック社のワクチンの接種を始めた香港では、28日までに、シノバック社のワクチンを受けて亡くなった市民は11人となったことがわかった。当局は、死因についてワクチンとの関係性を調べているという。

(記者・駱亜、翻訳編集・張哲)

関連記事
中国には、「一日の始まりに必要な7つのものがあり、それは、薪、米、油、塩、たれ、酢、お茶である」ということわざがあります。お茶は中国の文化の一部としてなくてはならないもので、客人にふるまったり、食後にたしなんだり、その長い歴史の中で育まれてきました。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
神韻2018年のダンスの演目『覚醒』では、古代の兵士が伝説の莫高窟(ばっこうくつ)で贖いを求める場面があります。366年に作られ、「敦煌千佛洞」としても知られる莫高窟には、興味深い物語がまつわります。この神秘なる聖なる場所を目指して、数世紀にわたり多くの者が巡礼し、敬虔を示し、壮麗な光景を自分の目で目撃しているのです。
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
旧正月は、家族の再会を祝って団欒し、新たな一年への希望を抱く時です。お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、叔父叔母、離れて暮らす親戚に電話をかけて、「新年快楽!」「過年好!」と旧正月を祝います。