「中国とのケンカを呼びかけているのではない。世界中で非難している人道犯罪を非難して」人権組織SMGが3周年、日本の人道問題への取り組みを後押し

3月30日、参議院議員会館で、中国臓器収奪問題の停止に向けて活動する人権組織「SMGネットワーク」設立3周年記念集会が開かれた。集会には山田宏参議院議員や長尾敬衆議院議員をはじめとする国会議員のほか、地方議員も参加。中国の人権問題の解決に向け結束を強めた。

集会では、中国人道犯罪を非難する国会決議が一部政党の拒否で成立しない見通しとなることが明らかになった。出席議員によると、菅首相の4月訪米前の決議は困難になったという。この話を受けて、出席したウイグル協会副会長アフメット氏は、「私たちはウイグルのために中国とケンカしてほしい、と呼びかけているのではない。世界中で非難されている非人道的な犯罪だ」と国際的な人権問題への認識の一致を呼びかけた。

SMGネットワークの加瀬英明代表は冒頭のあいさつで、中国共産党政権は臓器移植を国の収益事業として行っていることに言及。諸外国では臓器移植のために渡航することを禁じているが、日本ではなぜか禁止されていないと疑問を投げかけた。

▶ 続きを読む
関連記事
習近平氏は9月の訪米を通じ、米中関係の安定と経済・貿易摩擦の緩和を目指すとみられる。体制内関係者は、第21回党大会を前に経済立て直しと党内安定のための「時間稼ぎ」だと分析する
中国では新型コロナの感染が繰り返される一方、高リスクな生物研究やAIと生物学の融合も進んでいる。微生物学者の林暁旭氏が指摘する、中国で重なり合う生物学的リスクとは何か
中国の反体制活動家・沈啓家氏が命懸けで欧州へ脱出し、ドイツで庇護を申請した。クロアチア国境の山中では負傷し、道中では越境を試みる多くの中国人と出会ったという
中国で新たな出入国管理規定が9月15日に施行された。人権団体によると、裁判文書で「出国制限」に言及した件数は2016年の89件から2025年には18万8760件に増え、2100倍以上となった。
「これ何の肉?」中国・重慶の宅配麺から、ペット用とマイクロチップが出てきた