臓器移植のイメージ(Photo credit should read PIERRE-PHILIPPE MARCOU/AFP via Getty Images)

中国の「オンデマンド臓器移植」は非人道的 人権NPO、短編アニメで解説

人権NGO「中国での臓器移植濫用停止国際ネットワーク(ETAC)」は21日、中国の臓器強制摘出に関する7分半あまりの短いアニメーションを公表した。ETACは、中国では収容者が需要に応じて臓器を摘出され殺害される「オンデマンド移植」が行われていると指摘し、国際社会は人権保護のために、中国移植関連組織との繋がりを断ち切るべきだと呼びかけている。

映像は中国の特殊な臓器移植の流れについて紹介している。日本や米国を含む多くの国々は通常、ドナーを検査し、血液型等から移植希望者の待機リストから適合者を探す。そのため待機時間は数年に及ぶこともある。一方、中国は「逆マッチングシステム」であり、移植希望者に合致する囚人を殺害し、臓器を摘出する。中国当局は殺害のタイミングに合わせて、腎臓、肝臓、心臓など複数の臓器の移植をまとめて行うこともあり、その場合複数人の移植希望者が手術日程を予約する。

このようなシステムがあるため、中国で移植を待つ待機リストに載っている人々は、手術費を先払いしている。「倫理に基づく臓器供給の仕組みではありえない、オンデマンド(需要に応じた)移植手術だ」とETACのビデオは説明している。

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