中国当局、アント・グループの首脳と馬雲氏を聴取 上海・香港上場が延期に
中国金融規制当局は11月2日、香港と上海の株式市場で新規株式公開(IPO)を控えているアリババグループ傘下の金融会社、アント・グループの上級幹部と、同社の経営権を実質的に保有する馬雲氏を呼び出し、監督管理上の指導を行ったことがわかった。これを受けて、同社の両市場の上場は延期された。
中国証券監督管理委員会が2日発表した声明によると、中国人民銀行(中央銀行)、銀行保険監督管理委員会、国家外匯管理局が、馬雲氏とアント・グループの井賢棟会長、胡暁明社長に対して、「監督管理上の聴取」を行ったとした。
当局は、聴取を行った理由を明らかにしなかった。しかし、馬氏がこのほど、公の場で中国の金融規制システムを非難したことが原因ではないかと憶測が広がっている。
関連記事
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している
中国を代表する博物館・南京博物院で、名画流出疑惑に続き、香炉の変色や金製彫像の異変が話題に。本当に文化財は守られているのか、不信が広がっている
年末の上海。公園で露宿していたとみられる男性が死亡した。動画のコメント欄に並んだのは「朱門酒肉臭、路有凍死骨」。古い言葉が、いまの現実と重なっている
日本では、運が悪ければ上から落ちてくるのは鳥のフンくらい。だが中国ではスケールが違う。包丁にハサミ、レンガ、さらには糞便まで。上を向いて歩く理由が、そこにある。
習政権が中国に残したもの。中国社会はここまで来た。独裁と崩壊を告発する長文が、海外の投稿企画で入賞した。