中国共産党、朝鮮語の教科書変更 内モンゴルに続き

内モンゴル自治区に続き、中国当局は、東北地方の朝鮮族地域でも中国語強化教育を始めた。中国共産党体制下の朝鮮族社会でも文化の消失が危ぶまれている。

韓国の朝鮮日報によると、遼寧省など一部の朝鮮族系小中学校では、9月の新学期から、延辺教育出版社が編集した朝鮮語の「国語」教科書に代わって、教育部が編集した「国語」教科書を使用することになったという。

中国には吉林省、黒竜江省、遼寧省などを中心に約183万人の朝鮮族がいる。「一部の朝鮮族の民族学校で使用する他の科目の朝鮮語教科書は中国語の教科書に置き換えられている。これは内モンゴルのような政府レベルの明確な政策はないが、中国語教育を強化しようとする試みである」と関係者は指摘する。

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