仏、チェコ支持や中国の脅威への反対を表明 

欧州を歴訪した王毅外相がチェコを批判したことを受け、フランス外務省はチェコ支持を表明し、チェコに対する中国の脅迫を容認できないと明言した。チェコ議長ら89人は台湾を公式訪問している。王外相はこれについて「重い代償を支払わせる」とチェコ側を威嚇している。

フランス外務省のアグネス・フォン・デア・ミュール(Agnès Von Der Mühll)報道官は、「欧州連合(EU)と中国の関係は、対話と対等そして相互尊重の原則に基づいたものでなければならない。これはわれわれがパートナーシップを深めるための不可欠な基本的条件である」「この観点から、(中国による)加盟国へのいかなる脅威も容認できない。私たちはチェコを支持する」と意志表明した。

王毅外相は、チェコのミロシュ・ビストルチル(Milos Vystrcil)上院議長が率いる89人のチェコ代表団による台湾訪問を「挑発」と呼び、「重い代償を支払わせる」と脅した。これを受け、チェコのトラパ外務副大臣は、張建敏駐チェコ中国大使を召喚し、抗議の意を伝えた。

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