メコン川の干ばつ、中国の上流ダム水量制限で悪化させた=調査報告
最新の調査報告は、昨年、メコン川の漁業と農村に深刻な被害をもたらした干ばつは、上流に建設された中国資本の11のダムが下流への水の流れを制限していたことによって、さらに悪化したと指摘した。米政府系メディア、ラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
調査会社アイズ・オン・アース(Eyes on Earth)社のアラン・ベイシスト代表によると、衛星測定から、昨年の干ばつがタイや下流の他の国で起こったとき、メコン川上流域の中国のダムは「平均以上」の水位だったことが分かったという。
ベイシスト氏は、干ばつ時の中国のダムの水位について「直接的な干ばつを引き起こしたわけではないが、状況を悪化させた」とした。
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