中国のネット上で、ある女性の結婚写真が話題となりました。奇妙なのは、結婚写真のはずなのに、新郎の姿がどこにもありません。その代わり、女性と一緒に写っているのは87歳のおじいちゃんのみ。一体、どういうことなのでしょうか。
中国・成都に住むフ・シェウェイさん(Fu Xuewei, 25歳)は、結婚の予定はまだありません。 2017年9月に祖父が突然倒れ、医者からはいつ亡くなってもおかしくないと言われました。
その祖父の口癖が「孫娘の結婚式で、腕を組んで新婦入場をするのが夢」でした。フ・シェウェイさんは、祖父の夢を叶えてあげようと決心しました。そして、定期検診を受けに行くと言って、祖父を写真スタジオに連れて行きました。
幼い時に両親が離婚し、祖父母によって育てられたフさんにとって、祖父母は特別な存在です。親の代わりに、自分が祖父母の面倒をみると言っています。
25歳のフさんと87歳の祖父
祖父母とともに
祖父母を養うのは自分の責任だと言うフさん
2017年の9月に祖父が突然倒れ、余命はもう少ないと宣告された。そんな祖父の夢は、孫娘の結婚式で、新婦と共に入場することです。そこでフさんは、祖父のために白いウェディングドレスを着用した。
祖父のために、白いウェディングドレスを着用
祖父と腕を組んで入場
祖父が突然倒れてから、フさんの人生に対する考え方が大きく変わり、一日一日を大切に過ごすようになったとのことです。
(新唐人TV Japanより転載)
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