アジアで自由求める動き広がる バノン氏「トランプ・ドクトリンが強く影響」
新年に入り香港、台湾とイランの各地では、全体主義を拒否し自由を求める声が高まっている。トランプ米大統領の顧問を務めたスティーブン・バノン氏は、過去の宥和政策を止め、中国共産党とイランの現体制に正面から対抗するトランプ大統領の政策方針、「トランプ・ドクトリン」が自由・民主主義を求める中東およびアジアの人々に影響を与えているとの見方を示した。
バノン氏は1月12日、米フォックスニュースのインタビューを受けた際、この考えを示した。ホワイトハウスは同日、このインタビューの動画をツイッター上に投稿した。後に、トランプ大統領はリツイートした。
バノン氏はインタビューの中で、昨年11月下旬に行われた香港の区議会選挙(地方選)と半年以上続いた抗議活動、今年1月11日に終了した台湾総統選に言及し、「これらはすべて中国共産党が圧力をかけて打撃する対象だ」と述べた。「イランでも同じ状況だ」
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