120キロのダイエットに成功し、うつ病を克服した男性

25歳のアンドリューさんは今までずっとその巨大な体に苦しんできました。父親が亡くなった15歳の頃には体重が既に130キロもありました。しかし、その時期からうつ病を患い、発作も出るようになり、それから5年でまた更に110キロほど体重が増えました。

250キロだったアンドリューさんは、ある日寝室で発作に襲われました。駆けつけた救急隊員は彼の巨大な体を運び出すために家の壁などを壊しました。これではいけないと思い立ったアンドリューさんは、痩せることを決意しました。

それから、彼は毎日1.6キロの道のりを歩くことしました。最初は35分もかかっていましたが、徐々に歩く距離も伸び、もっとたくさん歩けるようになりました。またもっとヘルシーな食事を取るようにしました。

(Courtesy of Andrew Goldblatt/Instagram)

それから数年が経ち、最近はジムに通うのが大好きになったアンドリューさん。今では、以前との生活とは正反対の生活を送っています。

今は120キロまで体重が落ち、精神的にも肉体的にも、とても快適に過ごしています。「ある日時間があったのでふとジムに立ち寄ってみたんです。今ではウェイトリフティングにはまっています」とアンドリューさん。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

“I know the price of success: dedication, hard work and an unremitting devotion to the things you want to see happen.” ~Frank Lloyd Wright

Andrew Goldblatt(@goldblatt_a)がシェアした投稿 –

ジムで運動することでストレスが発散され、自分の感情を解放できると彼は話してくれました。アンドリューさんは、父親の死が原因でうつ病になったため、今まで何人ものセラピストに診てもらい、色々な種類の薬を飲んできました。しかし、それでも症状は改善されることはありませんでした。

彼にとってジムがまさしくうつ病の特効薬だったのです。「生まれ変わった気分です。自分が変わるしかないんです。ジムが自分の命を救ってくれたと言っても過言ではありません。前を向いて生きていくと決めました。もうマクドナルドは食べられないけれど、特に辛いこともありません」とアンドリューさんは、話してくれました。

(Courtesy of Andrew Goldblatt/Instagram)

体重が落ちないときもありますが、そういう時、彼は落ち込まずに長期的な目標を見て頑張るようにしているそうです。「明日は必ず来るんです。ちょっとしたことがあってもくよくよしません。大切なのは後ろを振り返らずに前だけを見て進むことなのです。誰だって間違うことはあるのですから」とアンドリューさんは、幸せそうに話してくれました。

今、彼は看護師を目指して勉強しています。発作の数も減り、この1年間は発作が起きていません。うつ病が完治したわけではありませんが、「小さなことの積み重ねが大きな変化につながるんです。どんなことがあっても前を向いて進んでいきたいと思います」とアンドリューさんは、話してくれました。

(大紀元日本ウェブ編集部)

関連記事
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。
神韻芸術団2025年日本公演間近、全国42公演予定。伝統文化復興を目指す公演に観客の支持と絶賛の声が相次ぎ、チケットも記録的な売上を上げている。