中国インターネット検索エンジン大手の百度は9月30日、パソコン向けのブラウザ・サービスを停止すると発表した(AFP/Getty Images)

「中国のグーグル」百度、ブラウザ・サービスを停止

「中国のグーグル」と呼ばれる中国インターネット検索エンジン大手、百度(バイドゥ)のブラウザ部門は9月30日、同ウェブサイトで、パソコン向けのブラウザ・サービスを停止すると発表した。同社の収益が低迷するなか、この半年で5人の上層幹部が退社した。

百度は2011年にパソコン向けのブラウザ・サービスを開始した。今年5月、同社はブラウザの最新バージョンへのアップデートを停止すると公表した。9月30日の発表では、百度はユーザーに対して、早めに他社のブラウザを利用するよう促した。

中国複数のメディアによると、百度の王路・副総裁(53)が9月30日付で退社したが、百度側はコメントを差し控えている。今年に入ってから、同社の向海龍・上級副総裁、呉海鋒・副総裁などが相次いで退任したことに中国メディアが注目した。

▶ 続きを読む
関連記事
戦狼に対抗するのは「戦猫」だった。台湾の蕭美琴副総統が本紙の独占インタビューで語る対中戦略の真髄。柔軟さと鋭い爪で圧力に向き合う外交の新モデルとは。
中共は外資誘致に向けた新措置を打ち出したが、対中直接投資の減少は続いている。4月に公表された「産業チェーン・サプライチェーン安全規定」が外資企業の警戒感を強め、撤退を加速させているという
中国で「民族団結進歩促進法」を7月1日から施行する。同法について中共政府は、「中華民族共同体意識」を強固にし、各民族の合法的権利を守るための法律だと説明しているが、真の目的は何だろうか
今年も「We are sorry」の季節がやって来た。豪雨で混乱する中国の空港では、この謝罪放送が利用客の間で「空港専用BGM」と呼ばれている
端午節の時期、中国ではちまきだけでなく車まで包んでいた。6月以降、中国19地域で巨大ひょうが相次ぎ、街にはお布団姿の車がずらり…