『竹取物語』に秘められた謎(二)
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いよいよ八月十五日になり、帝から派遣された多くの兵士たちの守衛も、かぐや姫を迎えに来た天人たちの前では何の役にも立ちませんでした。天人の王と思われる人が現れ、かぐや姫を返すよう翁に命じました。翁は必死に抗弁を試みるも、聞き入れられませんでした。そしてなぜかかぐや姫を隠していた戸も、ひとりでに開いてしまいました。かぐや姫は不死の薬と手紙を翁と帝に残し、天の羽衣をまとい、100人の天人と共に静かに天に帰って行きました、との記述があります。
ここでは、作者は天人達がかぐや姫を迎えに来る壮観な場面を見事に描き、そして、天人の前での人間の無力さ、愚かさについての描写もとても印象的でした。
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