豪、政治献金した中国人富豪の永住権取り消し 中国の浸透に強硬姿勢
オーストラリア政府はこのほど、同国政治家や政治団体に多額の献金をした中国人の富豪・黄向墨氏の永住権を取り消した。同富豪は中国共産党がバックアップする在豪中国人団体のトップを務め、近年豪州に対する中国の浸透工作において中心的な人物とされ、スパイ疑惑もある。豪州政府は昨年、中国を念頭に成立した反スパイ法を、今回初めて運用した。
同氏の帰化申請も却下された。豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド(The Sydney Morning Herald)やエイジ(The Age)が6日伝えた。
黄氏は2001年、深圳で不動産企業を創業し、2011年に豪州に移住した。豪州でも不動産売買で成功を収め、豪州の2大政党に合わせて270万豪ドル(約2億1千万円)の政治献金をしてきた。
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