台湾フェスタ2018 東京・渋谷で開催 日台交流の絆を深める

7月28日(土)29日(日)の2日間、東京都渋谷区の代々木公園で、第3回「台湾フェスタ 2018 in 代々木公園」が開催された。

開催にあたっては、日本在住の台湾人、華僑の2世、3世および日台交流を応援する日本人の協力のもと、さらに日本と台湾の大手企業、観光関連企業、東京都、和歌山県、渋谷区をはじめとする自治会の支援により、大勢の人たちが訪れ、台湾の魅力に触れる機会となった。

 

会場では「観光、産業、芸能、文化、美食」のテーマに分かれて、さまざまなイベントが行われた。また、飲食ブース、音楽ステージ、文化ブース、物販ブースなど、子供から大人までが楽しめる内容で終日盛り上がりをみせた。

 

 

会場内の台湾飲食ブースでは、南部魯肉飯(ナンブルーローハン)、台湾焼き小籠包、大鶏排、肉園、台湾蟹おこわ、黒糖タピオカシリーズ、台湾ビールなど、台湾の屋台の夜市を思わせる内容で、長い行列も見られた。

 

会場に訪れた50代の日本人のご夫妻は、台湾麺を食べながら、「とてもおいしい」とほほ笑みながら話してくれました。ご主人は「私の両親は1945年まで台湾に住んでいました。家には台湾高砂族の写真もあります。私はまだ台湾へ行ったことがありませんが、台湾の人たちは日本の震災の時に、たくさんの支援をして助けてくれました。とても優しい人たちです。ぜひ一度、私も台湾へ行ってみたいです」と話した。

 

今回のイベントには、日本人をはじめ、多くのボランティアの人たちが参加しました。参加者のひとりの北村さんは、「以前の仕事関係で知り合った台湾人からの紹介で、このイベントに参加することになりました。台湾の魅力にひかれて、台湾へは30回以上訪れました。自分自身のボランティア活動を通して、日本と台湾がますます良い交流ができるようになればうれしいです」と話した。

 

「台湾フェスタ in 代々木公園」のイベント主催者である「台湾フェスタ実行委員会」は、主に台湾の観光、産業、芸能・文化・美食など、さまざまな魅力を体験し、味わい、感じてもらう場を提供することで、さらなる国際親善と日台交流を推進することを目的に活動している。

 

台湾フェスタのホームページ

http://twfes.com/

(牧久恵)