「対北支援を拡大」米メディアが共産党機密文書を公開 真偽をいぶかる声も
米ニュースサイト「ワシントン・フリービーコン(Washington Free Beacon)」は2日、中国の情報機関筋から入手した極秘内部文書とみられるものを公開した。文書には、対北朝鮮政策について中共政権は「北朝鮮側が核実験を中止すれば、経済的軍事的支援を拡大する」など中国の公式見解と相反する内容が記されている。一方、文書の信ぴょう性について議論が飛び交っている。
「核問題の解決に向けた対北朝鮮協調工作の実施に関する決定」と題する同文書では、中国共産党最高指導部の事務機関・党中央弁公庁が党中央対外連絡部(中聯部)に北朝鮮側との斡旋を命じたと書かれている。
国連安全保障理事会が昨年9月11日、北朝鮮が同3日に強行した6回目の核実験を受け、新たな制裁決議を全会一致で採択した。この5頁にわたる文書(中国語原文:goo.gl/7AkKrW)はその直後の19日に発行された。
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